初めての方へ

私たちの診療

東洋医療と西洋医療の
統合医療を行います。

私達は、患者さんの立場から最適な統合医療を提供します

いまから約40年前・1980年代後半から、世界の医療は、大きく変化してきました。西洋医療の限界を感じた医師が、東洋医療に目を向け、やがて、両者の優れた点を生かす統合医療に発展してきました。 これが、日本、EU(ドイツ、フランス,イギリスなど)、米国などの大きな変化です。 東洋医療は、主には、インド、中国で起こった食養・マッサージ・生薬、鍼・漢方治療を指します。ここでは、鍼・漢方治療を中心に述べます。 西洋医療は、自然科学と結合し19C後半に発展した近代/現代医学を指し、我が国では、明治初期からの欧米医学を指します。解剖学を基礎に、実証的な医学として西洋医療は発展しました。
西洋医療は、コッホの1882年結核菌、1884年コレラ菌の発見、エールリッヒの1910年の化学療法(サルバルサン)の発見で感染症治療が西洋医療の主流となります。これは、感染症の流行が人類に大きな被害を与え、その克服が大きな課題だったからです。 西洋医学の柱は、感染症の化学療法と予防接種です。我が国の西洋医学の開始も、江戸末期の種痘治療所が東大医学部に発展しました。それと、ローマ時代から始まる外科手術の流れが西洋医療の柱です。
西洋医療は、急性感染症の予防・治療や外傷外科などを得意としてきました。西洋医療は、主に急性疾患に強く、救急医療などに大きな力を発揮します。しかし、慢性肝炎や慢性腎炎、肺気腫、慢性膵炎、慢性胆嚢炎、糖尿病、脊柱管狭窄症、帯状疱疹後神経痛、うつ病、パニック障害、学習障害、不眠症、化学物質過敏症、新型コロナ後遺症などの慢性疾患に対して西洋医療は不得意であり、欧米でも慢性病の治療に悩んでいました。
一方、東洋医療は、心身は一体で、そのバランスの崩れから病気が起こり、それを調整することで、病気を治す方法です。急性疾患や救急医療や外科疾患は不得意ですが、慢性疾患の治療には優れた効果を発揮します。 東洋医療が見直された切っ掛けは、1971年の中国の鍼麻酔のテレビ放映で、私が、医学部4年生の時です。開頭手術中の女性が意識を保ったまま「ニーハオ」と挨拶する映像は、世界の医師に衝撃を与え、その後の統合医学を生み出し、今まで無視されてきた鍼も再評価されました。
私は、医学生時代に、先輩の松山先生と広瀬先生から鍼・漢方を習いました。当時の若い先生の中には、慢性の患者が従来の西洋医療では治らないことから、これに飽き足らず、鍼・漢方に活路を見出そうとする大きな潮流がありました。このきっかけになったのが、中国の鍼麻酔でした。
アメリカでも、この鍼麻酔をきっかけに鍼灸学校が出来、医師が鍼治療を習う時代になりました。現在、わが国でも、漢方は医学部の授業に取り入れられ、大学でも漢方の教授が生まれる時代です。また、鍼治療も東大や慶応大医学部など21以上の医学部の外来などで使用されています。
私が医学部にいた頃には、考えられない変化が、この40年間で医療の世界に起きています。現在は、まさに「統合医療」の時代です。友和クリニックは、最先端の「統合医療」を皆様に提供します。

初めて来院する方へ

この図は、初診の方の診察の流れを示したものです。私達は、患者の方の

  1. 病気の原因を探り、原因に対する治療と対策を行うことを最も重視します。そのため、問診表を使い、スタッフ・医師による問診に十分に時間をかけます。
  2. 検査では主に西洋医療的検査を行います。(エコー検査、筋電図検査など。)
  3. 治療には、東洋医療(経絡診断と漢方と新経絡治療、食養、人間工学対策の指導など)と西洋医療(物療、運動指導、西洋薬、装具の処方など)のうち、最も適した治療を選択して、患者さんに提供します。

足の痺れに対する足関節のエコー検査
腰部の筋電図検査
腰痛の新経絡治療

初診の流れ

初めて当院に受診される方でも安心して来院いただけるよう、初回の持ち物や初診の流れをご紹介いたします。
当院は、問診・診察を最も重視して検査から治療までを行っているため、初診に約2~3時間かかる場合があります。時間に余裕をもってお越しください。

初診の予約

初診はお電話にて予約を受け付けております。

082-263-0850

  • 当院では、初診の方は原則予約が必要となります。
  • 初回受診が可能は曜日は、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日となっており、
    来院時刻は、午前10:30、午後14:30となります。土曜日の、初診は受付しておりません
来院

来院いただきましたら、受付にて健康保険証を提示ください。
各種受給者証明書やお薬手帳や紹介状などをお持ちの方は、そちらを提示して下さい。

問診表の記入

続いて問診表をご記入頂きます。
「どんな症状にお困りか?」「いつからその症状が出ているの?」など、今の症状や過去の病気、食生活等について記入を頂いております。

予診・診察

記入して頂いた問診表を元に、医師の診察の前に有資格者がお話をうかがいます。
回答にお困りの場合は、答えなくても構いません。
続いて医師の診察に移ります。疾患は今までの生活習慣が身体に現れます。
単に画像、検査などで現れない部分の根本原因を追求するために診察を最も重視しております。

検査

症状に応じて、様々な検査を行います。

治療

診察・検査結果を元に、患者さん個々の症状に合わせて漢方薬の処方と身体にあるツボを刺激することで症状の改善を促します。

会計・処方箋の受取

診察料の計算ができましたら順次お呼び致しますので、待合にてお待ちください。
薬の処方がある場合は、処方箋をお渡しします。

  • 当院は予約診療費として3,000円が毎回かかります。
目安
  • 初診時は、保険診療費、検査費、予約診療費で約1万円~1万5,000円かかります。
  • 再診時は、保険診療費、予約診療費で約3,000~5,000円かかります。

お持ちいただくもの

  • 健康保険証
  • お薬手帳(お持ちの方)
  • 紹介状(お持ちの方)
  • 各種受給者証(お持ちの方)
  • 検査結果(お持ちの方)
  • 母子手帳(お持ちの方)
  • 成育歴
    ※発達障害治療の場合は、生まれてこれまでの経過を箇条書きでまとめてお持ちいただくと、診察がスムーズに行うことができます。