診療内容

その他 職場のストレスによるうつ病、パニック障害など

職場で起こるうつ病の治療例

新経絡治療は、職場で起こるうつ病やパニック障害などにも効果的です。以下では治療例を述べます。


40代 男性 うつ状態、パニック障害
長年、パソコン作業に従事。寝ているときにパニック症状を起こす。2週間、仕事が多忙で、朝9時から夜10時まで作業を行う。作業終了後に、めまい、食欲不振、全身倦怠感が生じ、寝つきが悪化する。そのため、休養を取るが、めまい症状が改善しないために、クリニックを受診する。
初診時
睡眠障害、めまい、動悸がある。寝つきが悪く、夜30分~1時間おきに目が覚める。
診断
長時間PC作業の姿勢ストレスによる頸部障害で、うつ状態、パニック障害になる。
新経絡治療の経過
1回治療後
30分で寝つけ,途中目が覚めなかった。朝5時に目覚めた。
3回治療後
食欲がでてきた。睡眠は改善。1日/4日は、普通に寝れるようになる。
5回治療後
この2日間、めまいあり。途中覚醒3〜4回。
7回治療後
めまいが消えてきた。途中覚醒2回(2時と4時)。23時か0時に就寝する。ウォーキングをしている。
11回治療後
寝起きは良いが、1時間に1回くらい軽く目が覚める。
12回治療後
昨日は体調が良かったので、仕事を2時間する。直後から体調が悪くなる。夜、寝つくことができず、まだ2時間のPC作業がこたえる状態。
13回治療後
昨夜寝たので調子が良い。仕事中に、頸を回すことを勧める。頸のアイソメトリック運動を指導する。
19回治療後
眠れない日は無くなる。
25回治療後
ツングの抑うつ評価点は、43点から25点(正常範囲)に改善した。シーハン不安評点は、41点から4点に劇的に改善した。仕事は順調である。
28回治療後
調子は良い、よく眠れる。ウォーキングはしている。
3月から本格的に仕事をする予定。
38回治療後
仕事が、本格的に始まり出した。1回/2w 短時間の睡眠になる。ウォーキングは、朝1時間している。調子は良い。抑うつ評点22点、シーハン不安評点0点を維持している。
40回治療後
睡眠良好。早く目覚める、6時頃。朝9時から夜7時まで作業をしている。
経過良好にて治療を終了した。その後も、順調に仕事をされている。
まとめ
パソコン作業による首の凝りからくる頸性のうつ状態およびパニック症状に対して、新経絡治療が有効な事例です。新経絡治療は、うつ病にも効果を認めます。